間欠性跛行症

 

病名が違った!診断が違った!「間欠性跛行症」だ!

この病院は,とても有名な病院です。

その整形外科の先生に診てもらうと,

 

== 変形性膝関節症ではない,これは,腰から来ている,膝は問題ない,なぜなら,この程度の膝の骨の間隔だったら,ここから痛みが出るはずはない,それに,痛む部位が違う====と。

 

診断というのは,病名を特定することなんですね。そりゃそうでしょう。

医学的に体系づけられた病気の病名は,「間欠性跛行症」と言われたのです。

 

その原因は・・・・

膝のレントゲン写真だけではなく,腰も撮りました。

脊椎の状態を見たのです。

 

これからドクターは僕の間欠性跛行症を言い当てた
脊椎の写真です

が,病名を決める決定打は,僕が,足の各所が痛むが,その痛む部位が移動する,と言ったことにあるようです。

 

【医師に自分の痛む状況を的確に伝達するのは難しいなあ】

 

痛む部位が移動するのですが,しょっちゅう移動しているのではなく,昨日はここが痛かったのだけど,今朝,起きてみるとそこは治まっていて別のところが痛む,ということなのですが,医師は,そう理解しなかったのかもしれません。

 

というのは,ネットで引いてみると,間欠性跛行症は,こういう具合になっているというのです。

 

これは,大日本住友製薬のサイトから引きました。洪定男先生という方が書いておられます。

 

=間欠性跛行症の典型的な症状は=

―しばらく歩いていると足が強くしびれたり痛くなって前に進めなくなり,

前かがみで少し休むとまた歩けるようになる―

 

僕は,そんなことはありませんでした。

 

だから違うのではないかと思ったのですが,その違いは,別に,僕の場合は問題はないのです。

 

というのは,間欠性跛行症であっても,治療法はないと言われたからです。

 

== もちろん,世の中にある治療法は,手術のようですが ==

 

ドクター曰く,治療は,唯一,体操だと。

それで,腰痛と膝痛と両方の運動のしかたを書いた図を貰ったのです。

 

(それとビタミンも貰いました。ビタミン不足は血流を阻害するからだと)。

 

それを聞いて,こりゃ,自分でとにかくやってみようと。

 

それから,膝と腰痛の体操を始めました。

 

facebookで知り合った坂戸さんの腰痛体操を取り入れたのはもちろんです。

 

それから,2ヶ月経ってますが,

 

今日現在は(4月末ですが)一番痛かった時を100とすると,

だいたい,40くらいのところまでは持って来れています。

 

かなりの改善です。

薬はビタミンも含めやめました。

 

ところで,

僕の腰痛は,むちゃくちゃ痛いわけではないのですが,身体を横に曲げると痛みます。

僕の身体の硬さは,周りの人に指摘されるのですが,前屈がなかなかできません。

 

ですから,柔軟体操も特に意識してやるようにしています。

といっても,そう激しくはしません。

その結果ですが・・・

 

膝の現状

 

上にも書きましたが,60%位は改善したような気がします。

ただ正座とてもできません。

しかし,なんとかそれも克服しようと,がんばります。

ここまできただけでも,明るい展望ですから,これからは,自分がどんなことをしているか,できるだけ,ブログに書くことによって,自分を駆り立てようと思っています。

 

原因?

 

間欠性跛行症は,僕の場合は,この図の脊椎のところにあると言うのです。

ただし,そんなにきつくはないだろうと。

きついと脊柱管狭窄症からくるものだと。

僕の場合,どちらがあてはまっているのかは分かりません。

 

膝関節症の場合は,

「膝の半月板や軟骨を酷使する運動によって発症する」

半月板や軟骨を痛めるのは「肥満」もそうだし,「中高年から運動を始めるのも発症の原因になる」

さらにその原因は,

加齢によって大腿四頭筋の筋力が低下するし

軟骨,半月板のクッション能力が低下する,

それにもかかわらず,若者とと同じような運動をする,つまり,体操のし過ぎ,屈伸運動のし過ぎ,負荷の欠け過ぎだと言うのです。

 

これはなかなか信じがたい,聞きづらいことですねえ。

 

なんとか,身体を維持しようとして筋トレをしているのだけど,それがいけないというのはつらい。聞きたくない・・が,ひょっとしたらそれは本当のことかもしれない・・・。

変形性膝関節症の場合は,老化・加齢だけではなく別の原因もあるようですが,ドクターは,加齢だろうねえ,問い打ています。

 

原因は老化!

嫌な言葉ですねえ。

 

でも,克服してみたいと思っています。

現に,40にまで来たのですから。

 

実際どうかということは,また,ブログに書きます。♩

変形性膝関節症

 

突然,膝の痛みが走った!

柔道をしていた同い年の友達が長いこと,膝がいたいといっている。

彼は,いつもつらそうだ。

相撲部で活躍していた先輩もまた膝が痛いと言って,60歳過ぎてからほんとにつらそうで,その人は,70歳になるとほとんど歩けなくなってしまった。

このように膝が痛いという人は実に多い。

知り合いを見渡しているといっぱいいる。

そして,歳とったら当たり前のことだと,観念している気配もある。

自分はどうかと言うと,ちゃんと意識してウォーキングをしているし,筋トレで筋肉も鍛えている。

ロコモについても,人が言い出した頃には,ちゃんと取り入れて,ロコモ体操をするようにしている。

が,そんな僕に,突然,膝の痛みが走った!

この記事は,今になって,振り返りながら書いているのですが・・・・

 

なお,今も,完治してはいません。が,だんだん,良くなってきています。

病院には行っていません。やめました。で,だんだんよくなってきているのでそれをちゃんと記事にしておこうと思い,ここで初めから,顛末的に,書いておこうと思ったのです。

 

 

ま,こんな具合です・・・

最初の兆候は,

 

1) 去年,息子家族と一緒に箱根に遊んだ時,

日々のトレーニングを中断するから,せめて,ロコモ体操は続けようと,

散歩したり,孫と遊んだりしている時に,ちょこちょこと,足の屈伸やら足に負担をかける体操をしていたのです。

 

その小旅行が終わって帰宅してから,どうも,左の膝を(正座するように)曲げると痛い。

 

2)そこで,体操をちゃんとやれば治るだろうと,ほとんど毎日,膝の屈伸やらをしていたのです。

 

一ヶ月以上続けていたのですが,まあ,痛みは一進一退。

 

それが,

 

3)1月末頃になって,急激に膝の周辺が痛むようになったのです。

 

いたくてたまらんのです。

 

眠れないほど痛い!

とある日,痛くていたくて,眠れないくらいになってしまいました。

 

痛む部位は,左足の膝からちょっと下,左の外側。

写真 (3)

この図の1のところです。

【痛かった部位の写真あり】

 

よじるようにすると,もっといたくて,ずきんずきんと脈動にあわせて痛みが激しくなる。

 

1月の後半でした。とても寒いのに,夜中まで仕事(パソコンにいろいろとデータを打ち込むのが仕事でした)をしていると,ずきんずきんと痛む。

その日に,何か急激に激しい運動をしたというわけでもない。

どうしてこんなに痛むのか,全く,原因に心当たりがない。

で,僕はこの段階では,なんらかの衝撃を知らないうちに受けてしまっていて,それでもって筋肉が痛んでいる,あるいは,じん帯が痛んだと思ったのです。

 

だから,仕事が一段落するのを待って(締め切りのある仕事はこういうときつらいものですが,僕ら,ノンサラリーマンは,締め切り間際はこうなんです),評判の良い整形外科を訪ねました。

 

診断下る! 変形性膝関節症!

レントゲン写真を3枚撮りました。

そのうちの2枚がこれ。

 

最初に撮った写真その1
最初に撮った写真その1

 

最初に撮った写真その2
最初に撮った写真その2

自分ではよくわかりませんが・・・・

それを見て,

「症状とこの写真からは,変形性膝関節症でしょう」

「というのは,ここんとこが大分狭いでしょ?」

「このあいだには,軟骨組織があるのですが,ここが狭まることによる障害と言って良いでしょう。これは歳とってくると自然にでるものです」

ということで,正確な病名は,「変形性膝関節症」であると。

 

ショックなのは,《その歳にしてはちょっと進み過ぎ》

 

と言われたことです。

 

なんでもかんでも歳に比べて老化が進んでいる,と言われるのはとても嫌なことです(若い頃は歳よりも見かけが老けているといわれるとなんだか嬉しかったものですが)。

 

変形性膝関節症の説明は,Wikipedia によるとこうだ。

 

まず,膝関節の構造的なこと ==>

== 膝関節の表面は軟骨で覆われており,

この軟骨と,膝関節間隙を囲うように存在する半月板が,

外的衝撃を和らげ,関節の動きを滑らかにする働きをしている。

== それに,関節液が潤滑と栄養補給の役割を果たしている。

== 靱帯が関節の骨と骨をつないで安定化させている。

 

曰く,

初期は関節軟骨のみが障害を受ける場合が多く,やがて障害範囲が関節軟骨の磨耗,半月板の断裂,靱帯の障害などを含んだものへと進行する

すると,⇒ 関節炎が起こり,過剰な関節液が溜まる「膝関節水症」二なる。

 

水がたまるというのはこのことのようです。

 

で,僕の場合は,そこまでにはいってなくて,Wikipedia に書いてある,初期の症状です。

 

が,ちょっと違う。

 

ここからが大事ですが,

 

Wikipedia には,

階段の昇降時,歩き始めが痛い。

正座やしゃがむ姿勢がつらくなる。

 

とありますが,僕の場合は,②はその通りなのですが,①はありません。座っている状態で痛かったのです。上に書いた図のあたりですが,痛くていたくて(きりきりとではなくいわゆる鈍痛です),たまらんのでした。

 

横浜の有名な病院の医師は「何も治療方法はない,適度に運動することだ」と,運動の図をくれました。

 

変形性膝関節症の原因

ところで,この変形性膝関節症は,どういう原因で発症するかというと,

 

「半月板,軟骨が変性劣化しクッション機能を失」うことから(Wikipedia)らしいです。

 

しかし,おもしろいことに,

「半月板,軟骨には神経がない為酷使し,損傷しても痛みを感じない」のだそうです。

それなのに痛くなると言うことは,どこがどうなっているのだろう,とても疑問に思ったのですが,その医師は,

 

「この程度のものは痛くても治る」

「もし,続くようなら,MRIを撮ってみるがそれはまず必要ないだろう」

と言うのです。

 

ちっとも良くならない

それが,ちっとも良くならない。

毎週,その医師のところに行ったのですが,何も,治療はない,運動をするようにとのこと。

 

焦って別の医師にかかる

らちがあかん状態が続くため(といっても3週間ですが),別の医師に聞きました。

それは,僕が,高血圧の管理をしてもらっている病院の整形外科の医師に,尋ねてみたのです。

 

すると,何と,違います!と。

 

ここまで書いて,ちょっと疲れました。次回にします。次回は,病名が違っていたという話しです。